関空利用の旅客に麻しん患者、症状出現前後にホーチミン/関空線に搭乗

関空利用の旅客に麻しん患者、症状出現前後にホーチミン/関空線に搭乗

関西国際空港は2017年3月3日(金)、高松市保健所保健対策課から、麻しん疑い患者の届け出があったことを受け、関空を利用していたとの情報提供を受け、その事実を公表しています。当該患者は、2月20日(月)までベトナムに滞在、帰国時にベトナム航空のホーチミン発VN320便を利用、関空に7時着で、関西空港リムジンバスで関西空港から高松着を利用しています。

患者は30代の男性で、2月20日に帰国、2月21日(火)に38度以上の発熱があり、2月23日(木)には発疹が出現、2月27日(月)に高松市内の医療機関を受診し、3月2日(木)に検査の結果、麻しんと確定診断に至っています。

関空を運営する関西エアポートは、該当日に関空を利用した旅客に向け、症状がみられる場合は、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。

なお、麻しんは感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水など風邪のような症状が現れ、2日から3日は熱が続き、39度を超える高熱と発疹が出現するとしています。感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いといわれています。

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