エールフランスKLMの新LCC、名称は「JOON」 A320やA350を使用

エールフランスKLMの新LCC、名称は「JOON」 A320やA350を使用

ニュース画像 1枚目:JOONの機体イメージ
© AIR FRANCE KLM
JOONの機体イメージ

エールフランス-KLMは2017年7月20日(木)、新たな格安航空会社(LCC)を「JOON(ジュン)」と命名したと発表しました。ミレニアル世代を中心とした若い世代、特にデジタル・テクノロジーをライフスタイルに取り入れた顧客の獲得を目指しています。会社名とした「JOON」は、フランス語の「jeune(若いの意)」にかけたものです。

JOONは2017年中にパリ・シャルル・ド・ゴール発着の中距離路線、長距離路線は2018年夏スケジュールに長距離路線に就航する計画ですが、具体的な路線については明らかにしていません。ただし、エールフランス-KLMが明らかにした「JOON」の機体デザインによると、使用する機材はA320、A350、A340の3機種となる見込みです。

エールフランス-KLMは「Boost」プロジェクトとして、ヨーロッパ域内でのLCCとの競争、さらには長距離路線に進出するLCCとの対抗策として打ち出した新ブランドです。設立に向けて労働組合と話し合いを進め、7月17日(月)にはパイロット組合が同意し、秋の就航に向けた手続きが進められています。当初はLCCと対抗するブランドとして見られていましたが、エールフランスKLMはライフスタイル・ブランドの側面を強く打ち出し、エールフランスでのサービスを基本に、提供するサービスを取捨選択できるノンフリル型にする計画です。

◼︎Welcome JOON!
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