エアバス・ベンチャーズ、インフォステラに出資 リードインベスターに

エアバス・ベンチャーズ、インフォステラに出資 リードインベスターに

エアバスが100%出資する投資グループのエアバス・ベンチャーズは2017年9月13日(水)、クラウド上で人工衛星向けアンテナ・シェアリング・プラットフォームを開発するインフォステラに投資すると発表しました。

シリーズAラウンドにおける資金調達総額8億円のうち、エアバス・ベンチャーズはリードインベスターとなり、インフォステラは同社のプラットフォームのStellar Stationをリリースし、地上アンテナのネットワークを拡大し、優秀な人材の採用が可能になります。

エアバスは、周回衛星打ち上げの増加や宇宙から得られるデータの重要性が増している中、それを支える地上側のアンテナが需要の急増に間に合っていないとし、インフォステラは世界中の何百ものアンテナを何千機もの衛星の運用に活用でき、状況を劇的に変えることができると投資の意義を説明しています。

エアバス・ジャパンは、エアバス・ベンチャーズが重要な第一歩を、アジアの中でも日本で踏み出したことは非常に光栄とし、日本のスタートアップ企業や起業家が生み出すイノベーションを応援していくと述べています。

なお、シリーズAラウンドの完了にともない、エアバス・ベンチャーズのマネージング・インベストメント・パートナーのルイス・ピノー氏がインフォステラの役員として参加します。

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