アメリカと韓国の定期合同軍事演習「ビジラント・エース18(VIGILANT ACE)」が2017年12月4日(月)から12月8日(金)まで、韓国の烏山空軍基地を中心に開催されています。この演習に、三沢基地に所在する第35戦闘航空団(35FW)も参加しています。35FWは三沢基地から、同盟国の韓国への支援、さらに在韓米軍の支援と相互運用について確認しています。
参加している部隊は35FW隷下の第13戦闘飛行隊(13FS)で、烏山への今回の訓練移転は、現実のシナリオで韓国に移駐する必要がある場合、戦闘機の運用に足りない部分を特定することができたとMichael Mayclin中尉がコメントしています。
13FSは、まず適切な場所に設備、人員を確保し、即座に運用する即応性を確保するねらいで、演習でエラーがあった部分は実戦を想定した修正が行われています。
韓国空軍とアメリカ空軍の演習は、230機が参加する過去最大規模で、アメリカ軍からF-22ラプター、F-35AライトニングII、A-10サンダーボルトII、F-16ファイティングファルコン、F-15イーグル、F/A-18ホーネット、EA-18Gグラウラー、韓国空軍のF-15K、F-4ファントムなどが参加しています。