大田区、2018年度予算案で羽田空港跡地に成長戦略拠点 官民連携で形成

大田区、2018年度予算案で羽田空港跡地に成長戦略拠点 官民連携で形成

ニュース画像 1枚目:大田区2018年度予算「羽田空港跡地における成長戦略拠点の形成」
© 大田区
大田区2018年度予算「羽田空港跡地における成長戦略拠点の形成」

東京・大田区は2018年度予算案で、「羽田空港跡地における成長戦略拠点の形成」について4億6,313万3,000円を計上しています。羽田空港跡地を活用したまちづくりをめざし、大田区内の産業活性化や魅力発信に寄与する世界と地域をつなぐ「新産業創造・発信拠点」の形成を官民連携で進める方針です。

このうち、基盤施設の整備推進では3億2,797万6,000円を計上し、第1ゾーンの基盤施設整備と同時に、第2ゾーンの既設防潮堤を活用した都市計画緑地整備工事などを実施します。「羽田空港跡地第1ゾーン」には、多目的広場など土地活用のあり方の検討を進めます。特に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催年を含め、都市計画公園整備予定地などの土地活用など、「新産業創造・発信拠点」の形成に資する取り組みのあり方を検討します。

さらに、ベンチャー企業など多様な主体が参画し、製品開発などを図る「協創プロジェクト」を推進する大田区内の企業と海外の有望な技術系ベンチャー企業との連携創出を図る、産業交流施設に係る取り組みを推進します。

羽田空港跡地では、川崎側と羽田側を結ぶ新たな橋「羽田連絡道路」の建設、川崎側の殿町地区の整備、さらに羽田国際線ターミナル近くには、1,704室の宿泊施設3軒が建設される開発が進んでいます。

この記事に関連するニュース
メニューを開く