エアバス、4月からANA向けA380「JA381A」を最終組立

エアバス、4月からANA向けA380「JA381A」を最終組立

ニュース画像 1枚目:ANA向けA380初号機の部品輸送
© AIRBUS S.A.S.
ANA向けA380初号機の部品輸送

エアバスは2018年3月19日(月)、全日空(ANA)のA380初号機に使用する大型部品がトゥールーズの最終組立工場に到着したと発表しました。ヨーロッパの工場で組み立てられた前部胴体、中央胴体、後部胴体、尾翼、左右の主翼の6点の大型部品で、数台の特殊トレーラーで運ばれ、4月から最終組立を開始します。

初号機は機体記号(レジ)「JA381A」と登録される予定で、製造番号(msn)は「262」です。ANAホールディングスは、2016年にA380型機を3機発注しており、ANAグループは日本ではじめてA380を運航する航空会社となります。初号機の引き渡しは2019年春の予定で、東京とホノルルを結ぶ路線に投入される予定です。

このA380はハワイへ旅行する旅客にも幸福が訪れるよう願いが込められ、ウミガメの親子を描いた特別塗装が施されます。特別塗装機の愛称は「空飛ぶウミガメ」の意味で「FLYING HONU」として運航されます。

エアバス・ジャパンは、ANAのA380初号機の最終組立が開始されることにあたり、A380は世界中の混雑路線で輸送需要の増加に効率的で持続可能な方法で対応できる機材とアピールしています。特に、日本の混雑空港でA380を運航することから、少ない便数で多くの乗客を運ぶことができ、レジャーで人気の高いハワイ路線で最高レベルの快適な空の旅を提供できるとコメントしています。

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