成田国際空港は2017年10月26日(木)、2017/18年冬スケジュールが総発着回数、国際線発着回数、就航都市数、定期乗り入れ航空会社数が開港以来最高を記録したと発表しました。2017年11月5日から11月18日までの14日間、期初計画は総発着回数が週4,736回、就航都市数が海外110都市、国内17都市、合計127都市、乗り入れ航空会社数が97社となります。
総発着回数は、国際線、国内線の旅客便で新規就航や増便などがあり、2016年冬スケジュールより126回、過去最高を記録した2017年夏スケジュールより16回増えます。このうち、国際線はインドネシア・エアアジア・エックスが夏スケジュールから運航しているほか、10月29日にエジプト航空が旅客便を再開、アエロロジックが貨物便を就航、10月31日にエアソウルが新規乗り入れます。また、韓国、中国などアジア方面や太平洋線などの新規就航や増便が続いています。
このうち、格安航空会社(LCC)は週1,298便と旅客便の30.7%を占め、伸び率は抑えられていますが、過去最高の便数です。このうち国際線は598便で国際線旅客便の18.4%、国内線は700便で国内線旅客便の71.4%を占めます。
就航都市数は、エア・カナダのトロント線の通年化、日本航空(JAL)のコナ線、エジプト航空のカイロ線の新規就航で、海外110都市、国内17都市、合計127都市、131路線です。12月21日にはジェットスター・ジャパンが宮崎線を新規就航する予定で、これにより、海外110都市、国内18都市、合計128都市に開港以来最高の記録が更新される見込みです。定期乗り入れ社数は計97社で、これも開港以来の最高値となります。
なお、2017年夏スケジュールから減る航空会社は、ウズベキスタン国営航空のタシケント線、エアベルリンはコードシェアの乗り入れが運休となります。OAGスケジュールによると、ウズベキスタン航空は2018年3月6日(火)から再開する計画です。