長野県南佐久郡での山林火災、第12ヘリコプター隊などが災害対応

長野県南佐久郡での山林火災、第12ヘリコプター隊などが災害対応

陸上自衛隊は、2019年4月5日(金)に長野県南佐久郡佐久穂町で発生した山林火災に対応しました。消防の消火活動で鎮火に至らず、同日19時9分、長野県知事からの災害派遣要請を受け、陸自が災害派遣活動にあたりました。

4月5日(金)は14時55分以降、東部方面航空隊のUH-1映像伝送機が2機、情報収集のため駐屯地を順次離陸、17時53分に自衛隊長野地方協力本部の災害対策現地情報連絡員(LO)が長野県庁に向けを出発、18時48分には第13普通科連隊のLOが長野県庁に向け出発しました。災害派遣要請後の20時38分、第13普通科連隊のLOが現地に向け出発しています。

4月6日(土)は引き続き、第13普通科連隊等のLOが長野県庁等で情報収集を実施し、1時に第13普通科連隊の初動対処部隊「FAST-Force」が消防活動を支援しています。3時には、第12ヘリコプター隊のLOが現地へ向け出発、3時52分に第12ヘリコプター隊のUH-60が1機、4時46分にCH-47が1機、5時にはCH-47が1機、空中消火のため駐屯地を順次離陸しました。

その後、東部方面航空隊のUH-1映像伝送機が1機、情報収集のため離陸したほか、CH-47やUH-60が空中消火のため出発、4月7日(日)まで活動を続けました。

この活動で散水回数は105回、散水量はおよそ525トンで、4月7日(日)6時16分には自治体で対応が可能となったことから、撤収要請を受けて活動を終了しています。

期日: 2019/04/05 〜 2019/04/07
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