バニラエア、社用の試験飛行で運航乗務員がアルコール検査未実施で乗務

バニラエア、社用の試験飛行で運航乗務員がアルコール検査未実施で乗務

バニラエアは2019年4月16日(火)、羽田空港で実施した社用の試験飛行で、当該便の運航乗務員が規定のアルコール検査を実施せずに乗務した事象が発生したと公表、陳謝しています。

この事案は4月8日(月)、試験飛行のため羽田空港を出発したJW9051便の羽田発着に乗務した2名の運航乗務員が、社内規定で定められている出発前のアルコール検知器を実施せずに乗務していたものです。

当該便の出発後に、地上の担当者が検査結果の記録が無いこと、上空でも運航乗務員がアルコール検査を乗務前に行わなかったことに気づき、 羽田空港に到着後、検査を実施し、アルコール反応が無いことを確認しています。

当該便は、同社のA320「JA13VA」で運航され、乗員数は運航乗務員2名と整備関係者6名の計8名で、社用飛行便のため搭乗客はいませんでした。

バニラエアは「このような事象を発生させ、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と陳謝し、同様の事態が発生しないよう、再発防止を徹底する方針です。

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