大島空港でJA121Cがオーバーラン、5日に機体移動と補修後に再開へ

大島空港でJA121Cがオーバーラン、5日に機体移動と補修後に再開へ

大島空港で、2019年5月4日(土)10時10分ごろ、パイパーPA-46-350Pがオーバーランする事案が発生しました。機体は滑走路03エンドの先に設けられている緑地帯で停止し、この事案を受けて滑走路が閉鎖されています。国土交通省が重大インシデントに認定し、運輸安全委員会が調査を開始します。

機体はPA-46-350Pの機体記号(レジ)「JA121C」で、搭乗者は操縦者を含む5名で、怪我人はありませんでした。この機体は、2005年5月に日本国内での機体登録がされ、これ以降は八尾空港を定置場としており、インシデント発生当日も八尾空港から飛行していました。

これを受け、大島空港の滑走路は閉鎖が続いており、5月5日(日)午前中にオーバーランした「JA121C」を移動し、空港施設の補修などを実施、安全確認などができ次第、閉鎖を解除します。東京都港湾局は、当日の作業状況などにより、閉鎖解除が遅れる場合があるとしています。

5月4日(土)は大島空港を発着する新中央航空の調布/大島線、ヘリコプターで東京の島しょ地区を結ぶ東邦航空の東京愛らんどシャトルで欠航が発生しました。新中央航空は9時現在で、調布/大島線を結ぶ101、102便は欠航を決定しており、今後についても大島空港の状況次第での運航となります。

メニューを開く