空飛ぶ車の開発を目指すP.P.K.P、新型プロペラを開発

空飛ぶ車の開発を目指すP.P.K.P、新型プロペラを開発

ニュース画像 1枚目:P.P.K.P 開発機イメージ
© P.P.K.P
P.P.K.P 開発機イメージ

エンジン式の「空飛ぶ車」の開発を目指す有志グループ「P.P.K.P.パーソナルプレーン開発プロジェクト」は2019年4月28日(日)、垂直離陸機用の新型プロペラを開発したと発表しました。エスアール総研が運営する技術開発の部門「もりもと技術研究所」の代表がプロジェクトオーナーが、この開発プロジェクトに携わっています。

開発された新型プロペラは、今後のドローンや空飛ぶ車で有効な方式と考えられているティルトローター、ティルトウイング、テールシッター機などの垂直離陸(VTOL)機向けです。このプロペラは転換式航空機のプロペラとしては世界で初めての機構で、プロペラの外周側と内周側のピッチを独立して制御できます。

模擬的にプロペラのねじり変更が可能で、離陸やホバリングの低速時から、水平飛行など高速時まで、幅広い速度域で良好なプロペラ効率となり、最大で3割程度の効率を向上することが期待されています。

P.P.K.Pは、開発された新型プロペラを利用した、高性能の垂直離陸機開発を進めていく方針です。

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