「瀬取り」への警戒監視活動、6月にカナダ軍が航空機と艦艇を派遣

「瀬取り」への警戒監視活動、6月にカナダ軍が航空機と艦艇を派遣

ニュース画像 1枚目:カナダ軍 CP-140
© カナダ国防省 / 防衛省
カナダ軍 CP-140

防衛省は2019年5月24日(金)、国連安保理決議で禁止されている北朝鮮の船舶が関連する海上での積み替え、いわゆる「瀬取り」への対応で、6月にカナダ軍による警戒監視活動を実施すると発表しました。

6月上旬以降には航空機による警戒監視活動を行うほか、6月中旬以降はカナダ海軍フリゲート「レジーナ(Regina, FFH-334)」と補給艦「アステリックス(Asterix)」が東シナ海を含む日本周辺海域で警戒監視活動を実施します。カナダ軍が航空機を派遣するのは2018年以降3度目、艦艇による活動は2度目となります。

日本政府は、北朝鮮の完全で検証可能、かつ、不可逆的な方法ですべての大量破壊兵器やあらゆる射程の弾道ミサイル廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結し、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、一連の取組を歓迎しています。また、海上自衛隊が関係国と緊密に協力する方針を示しています。

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