ANA、777貨物専用機の運航を開始

ANA、777貨物専用機の運航を開始

ニュース画像 1枚目:ANA Cargo 777F
© ANA
ANA Cargo 777F

全日空(ANA)は2019年7月2日(火)、日本の航空会社として初めて777貨物専用機の運航を開始しました。初日は機体記号(レジ)「JA771F」で、成田発NH8569便、関西発NH8409便、上海発NH8404便として成田、関西、上海・浦東、成田の経路を運航しました。ANA Cargoは10月27日から、成田/シカゴ線に777Fを投入します。

777Fは、中長期的に需要拡大が見込まれるアジアや中国と北米間を結び、航空機エンジンや半導体製造装置、リチウムバッテリー、医薬品などの危険品や特殊品の輸送を担います。

ANAはこれまでに沖縄貨物ハブを構築し、アジア地域を結ぶ貨物便ネットワークを展開している一方、北米路線は旅客便のみの運航でした。777Fの運航開始でアジア、中国、日本と北米間の大量輸送を実現します。

この機材導入にあわせ、ANA Cargoは大型の半導体製造装置や医療機器などの衝撃リスクに配慮した輸送サービス「PRIO SENSITIVE」、SUVサイズまでの完成車に対応する自動車輸送サービス「PRIO VEHICLE」などの新サービスを展開しています。

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