ダッソー・システムズ、機内食用バーチャル・キッチンをSATSと開発

ダッソー・システムズ、機内食用バーチャル・キッチンをSATSと開発

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ダッソー・システムズ

ダッソー・システムズは2019年8月7日(水)、食品ソリューションやゲートウェイ・サービスを提供するアジア大手の「SATS」と協業し、世界初の機内食用バーチャル・キッチンを開発したと発表しました。

SATSは、ダッソー・システムズが提供する「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を活用し、航空機内のキッチン業務強化と生産性の向上を図ります。

すべてのプロセス・データと情報を3Dバーチャル環境に一元的に統合することで、管理者は、状況の変化に迅速かつ効率的に対応できるようになります。バーチャル環境と現場の業務を照合し、より良いリソース配置を計画するためのデータ分析ができるほか、生産計画や生産スケジューリングなど、食品の生産に関わるさまざまなプロセスのシミュレーションも可能です。大量の食品を製造する際にも原材料の使用状況をより的確に予測することで、食品廃棄物の削減に繋がります。

ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCEプラットフォームを機内ケータリングに導入するのは今回が初めてですが、仮想モデルを使って生産のあらゆるライフサイクルを動的にモデリング、シミュレーション、分析することで、リソースを最適化できるとしています。

期日: 2019/08/07から
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