イギリス空軍(RAF)は2019年10月25日(金)、リントン・オン・オース空軍基地のツカノで訓練した最後のパイロット4名が卒業したと公表しました。第72飛行隊から「フライングバッジ」を授与された学生はバレー空軍基地でホークを使用し、ジェット機の訓練を受けます。
ツカノは1989年以来、パイロット養成を行ってきましたが10月で退役し、11月からテキサンⅡに引き継ぎます。最後は9機のツカノが編隊飛行を実施し、地上では消防車によるウォーターキャノンで祝福を受けました。上空にはホーク、タイフーンFGR、F-35BライトニングⅡと訓練を受けたパイロット達が将来、任務にあたる機種も参加し、飛行しました。
ツカノはブラジルのエンブラエルで開発されたターボプロップ練習機で、イギリス空軍はショート社でライセンス生産した機体を運用していました。