イスラエル航空宇宙軍は2020年1月16日(木)、ネバティム空軍基地で第116飛行隊「サウス・ライオンズ」がF-35Iアディルを運用する2番目の部隊として再編した式典を挙行しました。
第116飛行隊は1956年2月にP-51Dマスタングを運用する部隊として編制され、第2次中東戦争で対地攻撃に従事しました。1961年には、ミステールIV Aを運用する部隊として再編制され第3次中東戦争に参加しました。1971年2月にはA-4E/Hスカイホークを受領、1975年にA-4Nを受領し、1994年にF-16A/Bへ更新し、2015年まで運用されました。
イスラエルはF-16A/Bの後継としてF-35Iを50機導入すると決定しており、最初の2機は2016年12月に納入されました。将来、F-16C/Dの後継機の選定があるため、これを考慮するとF-35Iを200機近く導入する可能性があります。