エンブラエルは2020年4月25日(土)、ボーイングと同社による戦略的提携の一環として締結していたマスター・トランザクション・アグリーメント(MTA)の終了に関する通知を受領したと発表しました。
ボーイングは、エンブラエルが契約延長に必要な条件を満たしていないと主張し、契約打ち切りを通告していますが、エンブラエルは契約条件を完全に遵守しており、中止によって被った被害に対して訴訟を起こす考えも明らかにしています。
エンブラエルは、ボーイングは自社の財務状況や737MAXの墜落問題、新型コロナウイルス(COVID-19)による打撃などをから、42億米ドルの出資を回避するために、不当に契約を打ち切ったと主張しています。