運輸安全委員会、龍ケ崎飛行場で発生した鳥衝突による機体損傷で報告書

運輸安全委員会、龍ケ崎飛行場で発生した鳥衝突による機体損傷で報告書

ニュース画像 1枚目:事故報告書から機体損傷箇所
© 運輸安全委員会
事故報告書から機体損傷箇所

運輸安全委員会は2020年4月23日(木)、2019年12月に発生した新中央航空の鳥衝突による機体損傷について、調査報告書を公表しました。

この事案は、新中央航空のセスナ172P、機体番号(レジ)「JA3962」が2019年12月18日(水)12時22分に龍ケ崎飛行場を離陸し、連続離着陸訓練を実施中に鳥と衝突して機体を損傷したものです。「JA3962」は飛行を継続し、13時52分に龍ケ崎飛行場に着陸しており、この事案による負傷者はありません。

報告書では、「JA3962」が連続離発着訓練中の離陸直後に、鳥と衝突して機体を損傷したと認めています。訓練生は「JA3962」の左斜め下方から接近する鳥に気づきましたが、衝突までの時間が僅かであったことから、鳥の回避が困難であったとみています。

「JA3962」に衝突した鳥は全長約50センチメートル、体重約1キログラムの「ハヤブサ」で、龍ケ崎飛行場では、車両のクラクションなどを使用した、鳥衝突防止対策を実施していました。

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