ミャスィーシチェフ、ロシア空軍L-39を近代化改修

ミャスィーシチェフ、ロシア空軍L-39を近代化改修

ニュース画像 1枚目:ロシア空軍L-39
© Публичное акционерное общество «Авиационный комплекс им. С.В. Ильюшина»
ロシア空軍L-39

ロシア空軍の練習機L-39アルバトロスが、近代化改修の作業に入っています。ロステック・ステート・コーポレーション傘下のV・M・ミャスィーシチェフ記念試作機械製造工場が手がけているもので、改修は供給が不可能になったアビオニクスの部品を、ロシア国内で生産して交換し、ロシア空軍へ再納入する予定です。

V・M・ミャスィーシチェフ記念試作機械製造工場は1997年以来、L-39の運用をサポートしており、L-39は今回の近代化改修により機体寿命が延長されます。

L-39はチェコスロバキアのアエロが、ワルシャワ条約機構加盟国の初級ジェット練習機・軽攻撃機として設計開発しました。原型機の初飛行は1968年11月4日(月)です。1999年まで2,930機以上が生産され、性能向上型のL-159やL-39NGを生産または開発しています。

東側のジェット練習機としては珍しく、日本にも飛来実績があります。フランスのブライトリング・ジェット・チームが2013年5月から8月にかけて、神戸、横浜、福島の空を飛び、東日本大震災の復興に励む福島県民を空から応援しました。

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