ボーイング787のエア・インディア向け機材で、テストフライト前のエンジンテストでトラブルが発生しました。ボーイング、アメリカ運輸安全委員会(NTSB)がこの件の調査をはじめています。ウォールストリート・ジャーナルのジョン・オストロワー記者が伝えています。
これはノースチャールストン工場でテスト中にエンジン後部から金属破片が飛び出し、滑走路脇の草に引火したもの。これにより、チャールストン国際空港の運航便は一部、影響を受けました。
この機体はエア・インデァア向けの「VT-ANJ」で、エンジンはGE社製。この件でボーイングはアメリカにメディアに対して、現段階でエンジンに関する問題はないとしつつ、発生すれば速やかに対応するとしています。
787のエンジンを巡っては、全日空(ANA)がトレント1000エンジンの不具合がわかったことで一部機材を運航から外す対応が伝えられています。