JAL、春秋航空日本を6月に子会社化 正式発表

JAL、春秋航空日本を6月に子会社化 正式発表

ニュース画像 1枚目:春秋航空日本イメージ (FlySwimmerさん撮影)
© FlyTeam FlySwimmerさん
春秋航空日本イメージ (FlySwimmerさん撮影)

日本航空(JAL)は2021年5月7日(金)、2021〜2025年度中期経営計画を発表し、春秋航空日本(SPRING JAPAN)を連結子会社化すると正式に発表しました。現在は5%の株式を保有していますが、6月に追加出資し、過半数を取得して連結子会社とします。

コロナ禍で国際線旅客需要は全般的に落ち込んでいるものの、需要回復期に中国発インバウンド需要を獲得する狙いです。現在は春秋航空が過半を出資していますが、JALは中国最大手の格安航空会社(LCC)春秋グループと共に小型機による中国線の事業展開をめざします。

JALグループのスケールメリットと春秋グループの連携で、高品質・低コストなサービスを実現します。これにより、JALグループのLCCは、100%子会社のZIPAIR Tokyo(ジップエア)によるアジア、ハワイ、太平洋路線、春秋航空日本による中国路線、さらに出資するジェットスター・ジャパンが成田発着の観光路線を開拓し、連携してコロナ回復時の需要獲得・拡大を狙います。

なお、春秋航空日本は現在、737-800を6機保有。全て189席仕様の単一クラスの客室で、就航する路線は全て成田発着で国内線は新千歳、広島、佐賀線の3路線、国際線はハルビン、天津、南京線の3路線、計6路線を運航しています。

メニューを開く