JALグループ入りした「SPRING JAPAN」、3つの塗装しばらく楽しめる!?

JALグループ入りした「SPRING JAPAN」、3つの塗装しばらく楽しめる!?

ニュース画像 1枚目:最新デザイン「SPRING JAPAN」塗装 (S.Hayashiさん 2021年9月23日撮影)
© FlyTeam S.Hayashiさん
最新デザイン「SPRING JAPAN」塗装 (S.Hayashiさん 2021年9月23日撮影)

2021年7月に日本航空(JAL)グループに入った春秋航空日本。現在、運航するボーイング737−800型を6機運航していますが、よく見ると3種類の機体デザインが存在しています。通常、航空会社は一般的にブランドイメージを重要視し、単一の機体デザインを航空機に施します。ただ、ブランドイメージをリニューアルする際に、2種類の機体デザインが存在する場合はありますが、3種類はとても珍しいです。

春秋航空日本(SPRING AIRLINES JAPAN)は2013年に運航を開始し、2019年4月に「スプリング(SPRING)」へブランド変更。そして今回、「SPRING JAPAN」へリニューアルが行われ、3種類のデザインが存在しています。

一般的に機体塗装の変更、整備スケジュールに合わせて実施されていますが、春秋航空日本も同様で、時間をかけて変更していきます。現在、3種類の機体デザインになっている春秋航空日本の機体デザインを紹介します。

■機体デザイン「SPRING AIRLINES JAPAN」:「JA02GR」「JA03GR」「JA04GR」

ニュース画像 1枚目:「SPRING AIRLINES JAPAN」塗装。「SPRING」の「i」に桜の花がワンポイント (くーぺいさん 2016年9月撮影)
© FlyTeam くーぺいさん
「SPRING AIRLINES JAPAN」塗装。「SPRING」の「i」に桜の花がワンポイント (くーぺいさん 2016年9月撮影)

春秋航空日本の運航開始時から採用されている塗装です。英字の下には、漢字で「春秋航空日本」と記されています。2021年10月現在、「JA02GR」、「JA03GR」、「JA04GR」の3機がこのデザインを纏っています。

■機体デザイン「SPRING」:「JA01GR」「JA06GR」

ニュース画像 2枚目:2代目塗装「SPRING」の2機 (Rsaさん 2021年8月28日撮影)
© FlyTeam Rsaさん
2代目塗装「SPRING」の2機 (Rsaさん 2021年8月28日撮影)

春秋航空日本の一号機「JA01GR」、当初は「SPRING AIRLINES JAPAN」で運航を開始しましたが、2021年2月に「SPRING」へ塗装が変更されました。
「JA06GR」は、「SPRING」ブランドへ2019年4月に初めて塗装が変更された機体です。

■【最新】機体デザイン「SPRING JAPAN」:「JA05GR」

ニュース画像 3枚目:最新デザイン「SPRING JAPAN」塗装 (S.Hayashiさん 2021年9月23日撮影)
© FlyTeam S.Hayashiさん
最新デザイン「SPRING JAPAN」塗装 (S.Hayashiさん 2021年9月23日撮影)

この新デザインは、2021年11月1日(月)に社名を「スプリング・ジャパン株式会社(英文表記:SPRING JAPAN Co., Ltd.)」へ変更するためのものです。「JA05GR」は2021年9月下旬、最新の「SPRING JAPAN」に塗装が変更されました。10月2日(土)に成田発広島行きIJ621便で初めて、新塗装が定期便で運航されます。変更前までは「SPRING AIRLINES JAPAN」を纏っていました。

今後、春秋航空日本の塗装変更は、2021年中に実施予定はありません。塗装変更は、整備のタイミングに合わせて実施し、現在のところ3年〜5年をかけて塗装が順次、変更されていく見通しです。

飛行機に乗ったり、眺めたりする際に、その塗装や機種などに注目すると更に飛行機を楽しむことができます。春秋航空日本の機体デザインの違いに注目してください。

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