JAレジ、11月まとめ 新規6機・抹消8機・予約3機

JAレジ、11月まとめ 新規6機・抹消8機・予約3機

ニュース画像 1枚目:ANA、11月に登録された「JA937A」(mich_stoneさん 2021年11月11日撮影)
© FlyTeam mich_stoneさん
ANA、11月に登録された「JA937A」(mich_stoneさん 2021年11月11日撮影)

国土交通省航空局によると、2021年11月の日本国籍の航空機登録は、新規登録6機、抹消8機、予約登録3機でした。新規登録では、全日本空輸(ANA)がボーイング787-9型の「JA937A」、エアバスA321neo型の「JA147A」、日本航空(JAL)はエアバスA350-900型の「JA13XJ」をそれぞれ登録しています。

静岡エアコミュータがAW109SPを導入し、ヘリコプター運航事業や操縦士養成の訓練受託事業用として「JA18AC」を登録しています。この機体は12月中旬から本格運航します。

ニュース画像 1枚目:AW109SPヘリコプター「JA18AC」の安全祈願
© 静岡エアコミュータ
AW109SPヘリコプター「JA18AC」の安全祈願

このほか、ロビンソンのR22、R66が登録されています。R22の「JA01AK」は2019年2月に抹消されて以来、およそ1年10カ月ぶりの日本国籍での復活です。

■2021年11月 新規登録機
登録日レジ番号航空会社機種製造番号
2021-11-04JA937AANAホールディングス (ANA)787-966524
2021-11-05JA18AC中日本バンリース (静岡エアコミュータ)AW109SP22431
2021-11-05JA01AKHRD合同会社R22Beta3293
2021-11-11JA13XJ日本航空A350-941538
2021-11-17JA147A全日空商事カトレアリーシング (ANA)A321-272N10773
2021-11-19JA77LCレジャークリエイトホールディングスR661086

抹消は、民間機でANAのA320「JA01VA」、ピーチのA320「JA812P」、スターフライヤーのA320「JA23MC」はそれぞれリース機の返却に伴う対応です。個人所有の1機、エアロラボの2機、計3機がアメリカのNik's Aircraftへ売却されています。四国航空のAS350エキュレイユ「JA6108」は30年の運航を経て、航空の用に供しないとして抹消されました。

ニュース画像 2枚目:kuraykiさん 2021年11月13日撮影 JA01VA エアバスA320-214 全日空
© FlyTeam kuraykiさん
kuraykiさん 2021年11月13日撮影 JA01VA エアバスA320-214 全日空

海上保安庁に1993年10月に登録されたベル412型「JA6714」は、防衛省へ所管換えのため抹消されました。この機体は、旧石垣空港への配備を皮切りに、2012年に中部国際空港(セントレア)の海上保安航空基地、2014年には巡視船みずほの搭載機となり、2021年3月に広島航空基地に配備されていました。今後の防衛省管轄での活躍も期待されます。

ニュース画像 3枚目:うらしまさん 2016年4月29日撮影 JA6714 ベル 412 海上保安庁
© FlyTeam うらしまさん
うらしまさん 2016年4月29日撮影 JA6714 ベル 412 海上保安庁
■2021年11月 抹消登録機
抹消日レジ番号航空会社機種抹消理由
2021-11-01JA6108四国航空AS350B航空の用に供しない
2021-11-09JA3999個人A36TC米国Nik's Aircraftへ売却
2021-11-11JA23MCJA三井リースA320-214航空の用に供しない
2021-11-12JA6714海上保安庁412防衛省へ所管換
2021-11-16JA01VA全日空商事マリンノートリーシング(ANA)A320-214航空の用に供しない
2021-11-22JA812P全日空商事ローズウッドリーシング (ピーチ)A320-214航空の用に供しない
2021-11-26JA5302aero lab internationalPA-34-200T米国Nik's Aircraftへ売却
2021-11-26JA59FBaero lab internationalPA-28R-201T米国Nik's Aircraftへ売却

■2021年11月 予約登録機
JA30CA
JA01EE
JA145D

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