オリエンタルエアブリッジ、ATR42-600導入契約 2023年夏運航へ

オリエンタルエアブリッジ、ATR42-600導入契約 2023年夏運航へ

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オリエンタルエアブリッジ、ATR 42-600導入を契約

オリエンタルエアブリッジ(ORC)は2022年7月19日(火)、ターボプロップ機メーカーのATR社とATR 42-600型、1機導入の契約覚書を締結しました。ORCは現在のボンバルディアDHC-8-200型を更新し、長崎と福岡地域の離島路線を運航します。今回契約したATR1号機の導入は、2022年度です。導入後に訓練などを経て、2023年夏ごろから段階的に定期便に投入予定です。また、2号機は2023年度に導入する計画です。この導入契約とあわせ、ORCは整備費削減と運航効率を高めるグローバルメンテナンス契約(GMA)も締結しました。

新機材の導入により、現在保有しているDHC-8-200型の3機は、段階的に退役します。特に、DHC-8の1・2号機は導入から20年を経過し、設計寿命が近づいています。1号機の機体記号(レジ)「JA801B」では、8月に五島福江・壱岐・対馬の住民向けに遊覧飛行を実施する予定も発表されています。

ORCは現在のDHC-8-200からATRへの機材更新とメンテナンス契約により、高効率で信頼性の高い運航を実現し、長崎県の離島の活性化に取り組みます。さらに、地域の不可欠な交通路に止まらず、国内・海外の旅行者を獲得し、長崎県の離島の世界遺産巡りにも利用してもらう狙いです。

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