日本航空(JAL)は、2023年度から導入するエアバスA350-1000型機の5年間にわたる独占タイヤサプライヤーとしてミシュランタイヤと契約を締結しました。
ミシュランがJALの独占タイヤサプライヤーとして契約締結するのは、今回が初めてで、JALのA350-1000全機に、航空機用ラジアルタイヤ「MICHELIN Air X(ミシュラン エア エックス)」およびリトレッドタイヤが装備されます。
A350-1000の大きな特徴は、A350-900から胴体が延長され、40席以上多くの座席を搭載でき、機内のクラス設定を市場にあわせて変更可能です。すでに導入している各航空会社では、2〜3クラス・330席前後の座席仕様となっています。
JALは2013年にA350-1000を13機発注。レジは初号機が「JA01WJ」で、これ以降は「JA02WJ」から「JA30WJ」と30機分が航空局に申請済みです。ボーイング777型機を更新し、次期国際線の主力機材と位置づけた10年越しの導入計画が、いよいよ実現間近となりました。