【2022年アグレッサー部隊】唯一無二の空自最強F-15 飛行教導群 最新塗装は？

戦闘機パイロットの訓練時に敵役を演じて巡回指導を行う飛行教導群“アグレッサー部隊”。適役を演じて教導できるだけの技量を持ったパイロットだけが配属されるといわれる“空自最強”パイロット集団が駆る機体といえば、ド派手に塗装された異色のF-15戦闘機です。敵味方を区別しやすくするため一機ずつそれぞれ唯一無二の識別塗装はどれもカッコよく、ファンの心をグッとつかみます。

アグレッサー機はIRAN(Inspection and Repair As Necessary)と呼ばれる定期整備ごとに機体の塗装を新装する傾向があり、定期的に新色が現れては、見た目や色合いから愛称がつけられるのも見どころです。そこで今回は、アグレッサー機の最新塗装を一挙まとめて紹介します。

■070号機 (92-8070)

2022年12月に登場した現行アグレッサーの最新塗装機。愛称の候補は「緑茶」や「RF」(偵察機)など。

■092号機 (82-8092)

2022年9月ごろから飛行開始した比較的新しいカラー機。愛称は未定。

■082号機 (32-8082)

ロシアのSu-33戦闘機などの塗装に似ていることから愛称は「フランカー」または「ラムネ」。

■096号機 (92-8096)

全面黒塗装の「096」なので愛称は「黒」もしくは「ブラックイーグル」。

■093号機 (82-8093)

093号機は塗装や色ではなく数字の語呂合わせで「奥さん」と呼ばれています。

■094号機 (92-8094)

愛称は「ジーパン」

■090号機 (72-8090)

愛称はミドカサゴ(緑のミノカサゴ)、抹茶、メロンソーダなど

■095号機 (92-8095)

2022年9月ごろに塗装が落とされた元「ベニトカゲ」。11月時点で無塗装の状態で飛行する様子が目撃されていました。

■076号機 (12-8076)

「イスラエル」「デザートイーグル」などと呼ばれた076号機も、2022年11月ごろに塗装が落とされてしまいました。 以上、機体の愛称を中心に紹介しました。誰がいいだしたのか、いつの間にか定着していた名前はどれもかわいらしく茶目っ気があります。2022年12月現在、無塗装の機体もあり、今後もどんな色合いの機体が現れるのか目が離せません！