2012年7月北海道沖のF-16墜落事故、燃料バルブの故障が原因

2012年7月北海道沖のF-16墜落事故、燃料バルブの故障が原因

アメリカ空軍は、2012年7月22日三沢基地の北東約750マイルの太平洋上でF-16が墜落した事故の調査結果を、2013年2月19日に発表しました。

原因は主燃料閉鎖バルブが閉鎖してしまい、燃料が供給されずエンジンがフレームアウトしたとの結論に達しました。バルブは3分以上途中まで閉まり、その後3分は完全に閉鎖されました。バルブが閉じた原因は不明のようです。

この事故は三沢基地の第35戦闘航空団(35FW)第14戦闘飛行隊(14FS)のF-16C「92-3886」が、レッドフラッグ・アラスカへ参加するため、三沢基地からアラスカ州アイルソン空軍基地へ向かう途中に墜落しましたものです。乗員は脱出し6時間後に無事救助され、その他の被害もありませんでした。

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