ユーロコプターは2013年7月29日、スペイン・アルバセテ工場で組み立てられたタイガーHAD/E戦闘ヘリコプターが初飛行したと発表しました。
タイガーHAD/E試作1号機(HAD/E-5001)は、フランス・マリニャーヌ工場で組み立てられ、2010年からスペインで認証・検査飛行が続けられていました。今回、初飛行したHAD/E-5002は、2013年末までにスペイン陸軍へ引き渡され、最初の部隊配備機となります。
スペイン陸軍はすでにフランスで組み立てられたタイガーHAP/Eを6機保有していますが、HAD/Eの配備で戦闘力が強化されます。
タイガーHADはHAPをパワーアップして、耐被弾性を高め、ヘルファイアIIやスパイクER対戦車ミサイルを搭載することができます。