海上保安庁みずなぎの西之島観測、引き続き面積が拡大

海上保安庁みずなぎの西之島観測、引き続き面積が拡大

海上保安庁は西之島付近の火山活動について2014年3月24日、羽田航空基地所属MA722の「みずなぎ」、DHC-8-300により実施した観測について発表しました。

北側の火口の西側に、新たな火口が形成され、灰色の噴煙が30分に1度程度の間隔で噴出していました。

また、2月11日と比較して東西は約900メートル、南北は約750メートル拡大し、東西1150メートル、南北850メートル、面積は0.7平方キロメートルと東京ドームの15倍相当に成長しています。

観測に同乗した東京工業大学火山流体研究センターの野上教授は、溶岩の流出が続き、噴出口が増えているため、しばらく島の成長が続くとコメントしています。

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