消防庁、4月1日から高知県消防防災航空隊でAW139を運航開始

消防庁、4月1日から高知県消防防災航空隊でAW139を運航開始

消防庁は2014年4月1日、消防庁ヘリコプター5号機を高知県消防防災航空隊で運航を開始いたします。AW139の機体記号(レジ)「JA05FD」で、地震などの大規模災害発生時に迅速、広域的な情報収集活動を行う航空機となります。

このヘリコプターには、ヘリコプター衛星通信システム、通称ヘリサットシステムを搭載しています。消防庁と情報通信研究機構(NICT)で開発、地上施設が損壊した場合でも全国へ映像伝送が可能なシステムです。回転するブレードの間から直接、映像情報を人工衛星へ送信でき、地上アンテナが必要ありません。

消防庁はこれまで、1号機を東京消防庁、2号機を京都市消防局、3号機を埼玉県防災航空隊、4号機を宮城県防災航空隊に配備しています。

5号機は、南海トラフ地震発生を想定し、中四国地方での早期情報収集体制の確立、緊急消防援助隊の迅速な応援活動を行う体制を整えます。

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