ボーイング、737シリーズ10,000機目は2018年から19年に達成へ

ボーイング、737シリーズ10,000機目は2018年から19年に達成へ

ボーイングは2014年4月16日、ユナイテッド航空に737-900ER、機体記号(レジ)「N68821」を引き渡し、737シリーズの8,000機目を記録しました。737は世界の商業機で初めて8,000機の引き渡しを記録した機体となります。

このところ、737は増産体制に入っており、マイルストーン達成の間隔も狭まっています。5,000機目達成は2006年2月13日にサウスウェスト航空の機体番号(レジ)「N230WN」の737-700で記録しました。

その3年2カ月後の2009年4月16日にリース会社のILFC、運航はノルウェー・エアシャトルのレジ「LN-NOL」の737-800で6,000機目を記録。さらに2年8カ月後の2011年12月16日、フライドバイのレジ「A6-FDW」、737-800で7,000機目は記録しました。8,000機目は2年4カ月での達成と着実に増産体制の効果が現れています。

ボーイングは737シリーズで3,700機超の受注残があり、このうち1,934機は開発を進める737 MAXとなります。このため、10,000機の達成は確実で、2018年から2019年初頭にかけて大台を記録する見込みです。

■ボーイング 737 マイルストーン
1,000機目:1983年12月 デルタ航空 737-200
2,000機目:1991年2月 ルフトハンザドイツ航空 737-500
3,000機目:1998年2月 アラスカ航空 737-400
4,000機目:2001年6月 アルジェリア航空 737-800
5,000機目:2006年2月 サウスウェスト航空 737-700
6,000機目:2009年4月 ILFC/ノルウェー・エアシャトル 737-800
7,000機目:2011年11月 フライドバイ 737-800
8,000機目:2014年4月 ユナイテッド航空 737-900ER

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