市街地をゆっくり移動する747シャトル輸送機【動画】

市街地をゆっくり移動する747シャトル輸送機【動画】

アメリカ航空宇宙局(NASA)でスペースシャトル輸送に使用したボーイング747-100「N905NA」を、テキサス州のエリントンフィールド空港からジョンソン・スペース・センターへ8マイル陸送する「The Big Move」作戦が、2014年4月28日から4月30日にかけて行われ、多数の動画がYouTubeに投稿されています。

「N705NA」はシャトル輸送用の747、2機のうちの1機で、元はアメリカン航空で「N9668」として使用された機体です。ジョンソン・スペース・センターに運ばれ、シャトルのモックアップを載せた状態でディスプレイされる予定です。

地上輸送作戦では、747-100が胴体、尾翼、主翼などが綺麗に各パーツごとに分解され、運ばれました。分解しても胴体は長さ180フィート、幅25フィート、高さ35フィートもあるため、街灯や看板、電柱を撤去しながら移動するため、25以上の政府や公共、民間機関との協力体制がとられました。

シャトル輸送機と言えば、元日本航空の747SR「JA8117」、NASAでは「N911NA」として活躍しましたが、2012年2月に退役し部品取りに使用されました。

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