787-9初号機、ニュージーランド航空に引き渡し デリバリーは来週か

787-9初号機、ニュージーランド航空に引き渡し デリバリーは来週か

ボーイングは2014年6月30日、787-9旅客機の初号機をニュージーランド航空にデリバリーしました。契約手続き上の引き渡しとみられ、実際のデリバリーフライトはニュージーランド航空の乗務員の訓練などを行い、7月7日の週にも行われるとみられます。

787-9 デリバリー初号機 ZK-NZE

ニュージーランド航空の「ZK-NZE」は、シダの葉模様を大きくえがいた黒のデザインの機体で、ニュージーランド航空が導入した新塗装の白と黒の2つのうち、限られた機体に施される黒を採用しています。

787-9は787-8と比べ長さ20フィート、およそ6メートル延長された機体で、最大で40名多く搭乗することができます。ボーイングは2014年6月16日付で、アメリカ連邦航空局(FAA)​​とヨーロッパ航空安全庁(EASA)から型式証明を取得したことを発表していました。

787-9は2014年は全日空(ANA)向け初号機の引き渡しが7月ごろとみられるほか、ユナイテッド航空、ヴァージン・アトランティック航空、エティハド航空、スクートに引き渡しされる計画で、製造が進められています。

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