イスラエルでF-35主翼の生産始まる 今後20年間で811組を生産

イスラエルでF-35主翼の生産始まる 今後20年間で811組を生産

イスラエル空軍は、2014年11月6日、IAIラハフ工場でF-35の主翼生産ラインが稼働し始めたと発表しました。

IAIラハフ工場 F-35の主翼生産ライン 稼働式典

IAIは現在20組の主翼の生産についてロッキード・マーティンと契約していますが、25億ドルで811組を生産することについても覚え書きを交わしています。主翼の生産は実際には9月に作業を開始しており、最初の主翼は約6カ月で完成し、今後20年間にわたり月間4組の割合で生産が続きます。

IAIラハフ工場でF-35の主翼生産ライン リグ

イスラエル空軍は、2017年からF-35Aの同空軍向けアップグレード・バージョンであるF-35I「ADIR」の配備を始めますから、IAIで生産された主翼をつけたF-35がイスラエルに帰ってくる可能性も高いとしています。

第5世代戦闘機であるF-35には、イスラエルのエルビット・システムズが製造するヘルメットも採用されています。

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