スカイマーク、JALと提携交渉へ 難航も予想

スカイマーク、JALと提携交渉へ 難航も予想

スカイマークは日本航空(JAL)と提携交渉を進めています。日本経済新聞など2015年2月にも共同運航をめざすとのスカイマークの西久保社長談を伝えています。提携にJALは前向きです。

一方、日経は監督省庁となる国土交通省は提携に難色を示し、全日空(ANA)とも共同運航を行うことなどを提案しているとも伝えています。

スカイマークは、エアバスへ発注したA380のキャンセルを巡り、経営状況が悪化しています。このため、決算書には「継続企業の前提に関する重要事象等(ゴーイング・コンサーン)」も追記し、A330導入による輸送力の強化、高品質座席の提供による顧客の囲い込み、新規顧客の獲得、不採算路線の休止、金融機関からの借入れを進めるといった対策を打つことを明記しています。

また、このほど関東財務局に提出した2014年4月から9月の四半期報告書で、フルフライト・シミュレーター3基、グランドハンドリングの車両36台を売却し、18億円の資金を確保していることを明らかにしています。

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