ラン・チリのDC-3、54年ぶりに機体がアンデス山脈で見つかる

ラン・チリのDC-3、54年ぶりに機体がアンデス山脈で見つかる

1961年4月3日、当時のラン・チリが運航していた210便が消息不明となり墜落したとされていた件で、このほど54年ぶりにその機体がアンデス山脈で発見されました。場所はサンチアゴから360キロ南、標高3,200メートルのところで、詳細な位置については略奪などを防止する目的から明かされていません。

ラン・チリ210便はDC-3、機体記号(レジ)「CC-CLDP」で、事故当時に機体の一部、乗客のご遺体が発見されたことから墜落したと断定されていました。

今回、発見された場所では、DC-3の機体の製造番号「9716」とともに発見されており、現場にはプロペラなどもあるとされています。

なお、この機体を発見した登山家たちは今後、この便に搭乗していた人たちの近親者などと共に、現場を慰霊に訪れるとしています。

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