アメリカ国防総省は、エアバス・ヘリコプターズのUH-72Aラコタを41機追加発注しました。Reutersが2015年2月12日に報じ、エアバス・ヘリコプターズのアメリカ法人もtwitterでこれを歓迎しています。
契約は2017年7月31日までに、41機のUH-72Aと無線機などを納入する総額2億2,100万ドルのものです。
この契約によりUH-72Aの受注数は411機となり、ほとんどをアメリカ陸軍が使用し、5機をアメリカ海軍、6機をタイ陸軍が使用します。エアバス・ヘリコプターズは、これまで311機のUH-72Aを納入しています。
UH-72AはEC145/BK117C-2のアメリカ陸軍向けバージョンで、おもにアメリカ国内の州兵が国境警備や災害派遣などに使用しています。生産はアメリカで行われていますが、国外で開発された航空機がこれほど大量にアメリカ軍に導入される例はほかに見当たりません。