成田空港、「選ばれる空港」をめざし成田ハブ化促進インセンティブを導入

成田空港、「選ばれる空港」をめざし成田ハブ化促進インセンティブを導入

成田空港は、空港容量30万回化を機に、国際線、国内線ネットワークの拡充、既存路線の増強を目的に、「成田ハブ化促進インセンティブ」を導入します。着陸料が最大で「1年間無料」となるインセンティブで、成田空港への路線誘致を図ります。

この制度は2015年4月1日から2018年3月31日までの3年間に実施するもので、定期便としての運航実績のない空港、路線に、航空会社が新規就航した便の着陸料を割引きます。また、その路線が、成田空港と定期便で結ばれていない空港の場合は、さらに割引率を加算します。割引率は、1年目が航空会社の新規路線は20%、成田空港の新規路線は30%で、2年目はそれぞれ割引率が10%、15%となります。

無料になるためには、国際線、国内線の増量割引の適用を受ける必要がありますが、成田空港では、この新たな取り組みにより国際線と国内線両方のネットワークを一層充実させ、就航都市や就航便数の充実を図り、「選ばれる空港」を目指すとしています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く