防衛省は2015年3月9日(月)から3月21日(土)まで、アメリカ軍再編に伴い岩国飛行場から茨城県の百里基地への訓練移転を行うと発表しました。日米2国間の相互運用性の向上、アメリカ軍飛行場の周辺地域での訓練活動の影響を軽減するための移転です。
参加部隊はアメリカ軍が岩国所属の第12海兵航空群、航空自衛隊は百里基地の第7航空団、入間基地の中部航空警戒管制団です。百里基地を使用し、戦闘機戦闘訓練などを百里沖の空域で実施します。
第12海兵航空群はF/A-18を5機程度、人員60名程度、さらに人員と物資輸送の輸送機を飛行させる予定で、空自はF-15を4機程度、F-4を4機程度で訓練を行います。
なお、訓練は土、日は実施しません。岩国飛行場の航空機による訓練を、百里基地へ移転するもので、今回が37回目の訓練移転となります。