レーザーで地対空ミサイルを無力化 ATIRMシステムが輸出解禁

レーザーで地対空ミサイルを無力化 ATIRMシステムが輸出解禁

ニュース画像 1枚目:UH-60とATIRCMシステム
© BAE Systems
UH-60とATIRCMシステム

BAEシステムズは、2015年3月2日、アメリカ国防総省から先進赤外線ミサイル対抗(ATIRCM : Advanced Threat Infrared Countermeasures)システムの輸出承認を得たと発表しました。

ATIRCMシステムはヘリコプターなどに搭載され、BAEシステムズの共通ミサイル警報システム(CMWS : Common Missile Warning System)が発見した地対空ミサイルに、高エネルギーレーザーを照射して赤外線シーカーを破壊、ミサイルの誘導を不可能にします。

ATIRCMシステムは、アメリカ陸軍と共同開発され、2009年からイラクやアフガニスタンで実際にヘリコプターに搭載され使用されています。アメリカ陸軍最新の報告では、しばしば軍の要求を上回る信頼性を発揮しています。

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