キャセイパシフィック航空は2015年6月1日から、香港/モスクワ・ドモジェドヴォ線を運休すると発表しました。この路線は現在、火、金、日の週3便をA340-300で運航しています。
キャセイパシフィックでは、運休はビジネス的な理由で、モスクワ路線は運航コストが高く、旅客数が減少しているため黒字化が難しいとしています。同社はモスクワでの事業はセールス拠点を置くことで維持するとしています。また、モスクワへのアクセスは中東、西ヨーロッパ各地、アジア各地からS7航空やワンワールド加盟会社で接続することができるとしています。
なお、キャセイパシフィック航空はヨーロッパ路線の強化には力を入れているとし、2015年3月にチューリッヒ線、2015年9月にデュッセルドルフ線を就航するとしています。また、同社はA340-300の退役も発表しています。