エアバス、A320neoの開発に3Dプリント技術を利用 パイロン開発で

エアバス、A320neoの開発に3Dプリント技術を利用 パイロン開発で

ニュース画像 1枚目:3Dプリントを活用し、A320neoのパイロンを開発
© AIRBUS S.A.S.
3Dプリントを活用し、A320neoのパイロンを開発

エアバスはA320neoの開発で、その主翼にCFMインターナショナルのLEAP-1Aエンジン、またはプラット・アンド・ホイットニーのPurePower PW1100G-JMエンジンを取り付けるパイロン製造で3Dプリント技術を活用していると紹介しています。

エアバスは、最新の航空機開発に素早く対応し、生産を高め、確実に継続していくため、3Dプリントのような先駆的な技術ソリューションを取り入れることは重要だとしています。

CFM製のA320neo向け、3Dプリントのパイロン部品製造は、アメリカの企業、RTIが3カ月で納入しており、従来の鋳造により生産していた時間の半分以下と、大幅に時間短縮が実現しました。エアバスでは、こうした3Dプリント技術は、大きな可能性があり将来の航空機開発に、いっそう使用されていくだろうとしています。

エアバスは現在、A320neoのテスト飛行は2機を使用し、型式証明の認証取得に向けたプログラムを進めています。この2機はいずれもプラット・アンド・ホイットニー製のエンジンを搭載しており、2015年4月13日にはCFM製エンジンを搭載したA320neoをロールアウトし、さらに開発プログラムを進めていきます。

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