ロールス・ロイスは2015年4月17日、エミレーツ航空が2013年のドバイ・エアショーで発注したA380の50機に搭載するエンジンとして、トレント900が選定されたと発表しました。契約はエンジンとTotalCareサービスのメンテナンスを含め総額92億ドルと、ロールス・ロイスとして過去最大の契約となりました。このエンジンは2016年から引き渡しされるA380に搭載されます。
エミレーツは現在、GEアビエーションとプラット・アンド・ホイットニーが出資するエンジン・アライアンスのGP7200を搭載していますが、これを切り替えます。エミレーツは777やA330でロールス・ロイスのエンジンを使用しており、1996年から使用しています。
エミレーツは2015年4月現在、A380を60機保有しており、さらに80機を受領待ちとなっています。