海上自衛隊、5月21日から約5カ月間、艦艇3隻で遠洋練習航海を実施

海上自衛隊、5月21日から約5カ月間、艦艇3隻で遠洋練習航海を実施

海上自衛隊は2015年5月21日(木)から10月27日(火)まで、遠洋練習航海を実施します。参加艦艇は護衛艦「やまぎり(DD-152)」、練習艦「かしま(TV-3508)」、練習艦「しまゆき(TV-3513)」の3隻です。

この航海では、150日をかけてアメリカ、コロンビア、ホンジュラス、ドミニカ共和国、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、ニカラグア、メキシコといった南北アメリカの11カ国16都市を巡ります。総航程は54,000キロメートルに及びます。

航海は、初級幹部に対し、外洋航海を通じて学校等において修得した知識と技能を実地に習得させるとともに、慣海性をかん養し、幹部自衛官として必要な資質を育成することが狙いです。あわせて、諸外国を訪問することにより、派遣員の国際感覚のかん養を育むとともに友好親善の増進に寄与することも目的とされています。参加人員は、第65期一般幹部候補生課程の修了者約170名を含む約700名で、タイ王国の留学生1名を含んでいます。

練習艦のかしま、しらゆきにはヘリコプター甲板のみ設置されていますが、搭載機はありません。やまぎりにはSH-60Jヘリコプターが搭載されています。

期日: 2015/05/21 〜 2015/10/27
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