ボーイングは2015年5月18日、スイス・ジュネーブで開催されている第15回ヨーロッパ・ビジネス・アビエーション・コンベンション&エキシビション(EBACE)で、ボーイング・ビジネス・ジェット(BBJ)に装着するスプリット・シミタール・ウィングレットを公開しました。
737 Next-Generation(次世代)ファミリーをベースとするBBJで、スプリット・シミタール・ウィングレットを提供するのは初めてです。このデザインは、旅客機で開発、型式証明を取得したアビエーション・パートナーズ・ボーイング(APB)によるもので、BBJ機への装備はアビエーション・パートナーズ・インク(API)が行います。
スプリット・シミタール・ウィングレットは、主翼先端に上下に伸びる第2、第3の翼で、6,000海里の飛行で2.2%の航続距離を延長することができます。これによりBBJの利用者はより長い距離を飛行でき、時間にも融通をもたらします。