アントノフは2015年6月4日、ポーランドのビドゴシチで開催されたウクライナ・フォーラム「アントノフ機の西洋化」で、ウクライナとポーランドによるコンソーシアムの創設を提案しました。この会議にポーランド側は、航空機メンテナンスを手がける企業など、幅広い航空産業に携わる企業が集まりました。
フォーラムでアントノフは、ポーランドとの協力を深める狙いで、ポーランドや他のヨーロッパ諸国の生産協力を深める狙いから、ポーランド企業からの部品供給をふけたアントノフの航空機の生産を行うほか、新世代の哨戒機でウクライナとポーランドに共同で装備の導入の提案を行うことなどが話し合われました。
これらの協同事業は、An-148、An-158、An-178ファミリーが対象で、新世代の哨戒機の開発プロジェクトもいずれかの機種をベースに開発します。