ベトナムの最高指導者グエン・フー・チョン書記長が2015年7月6日から7月10日、ベトナム戦争後にベトナムの最高指導者が初めてアメリカを訪問しています。これにあわせベトナム航空塗装の787-9がワシントン上空を飛行しました。
ボーイングは、ワシントン・ダレス国際空港からロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港にアプローチする途中、ワシントン記念塔、トーマス・ジェファーソン・メモリアルに加え、わずかながらホワイトハウスも写り、アメリカの首都らしい景色の中を飛行するベトナム航空塗装の787-9の画像をリリースしています。
この787-9は、レーガン・ナショナル空港でアメリカ、ベトナム両国の大臣、大使をはじめ200名以上の関係者にお披露目されました。両国の関係強化の象徴でもあり、機体記号(レジ)「VN-A861」として、7月末にもベトナム航空に納入される予定です。
これにあわせ、ベトナム航空とボーイングは、ベトナム航空の機材更新に向けた覚書を締結しました。ボーイングは今後、787-10を8機、777-8Xを8機、受注する計画で、今後は正式契約の締結に向けて協議を詰めていきます。