エールフランス、バイオ燃料フライトを実施-航空管制も組み合わせ

エールフランス、バイオ燃料フライトを実施-航空管制も組み合わせ

エールフランス航空とエアバスは2011年10月13日、トゥールーズ発、パリ・オルリー空港行きのAF6129便でバイオ燃料を利用した環境に優しいフライトを行った。利用した機材はA321型で機体番号は「F-GTAX」。エンジンに「BIOFUEL」、機体後部にバイオ燃料とエコパイロットのロゴと「Le vol le plus économe en CO2」とCO2削減を記したペイントを施している。

CO2の排出量を抑えるために植物性と従来の燃料を半分ずつ混ぜ合わせたバイオ燃料を使い、航空交通管理技術、継続降下進入方式を組み合わせ、CO2の排出を通常の定期便と比べ半分に削減できたという。機体そのものの重量も減らす工夫をしており、トロリーで351キロ、書類の搭載からパソコンの搭載で20キロ、カーペットで60キロ、シートの変更で4.9キロなど重量を減らしている。

当日のフライトの様子はエールフランスのウェブサイトで見ることができます。ちなみにフランス語のため、フランス語が分からない場合は、関連URLの英語のPDFも参照ください。

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