ボンバルディア、Cシリーズの型式証明は8割完了 最も静かな機体めざす

ボンバルディア、Cシリーズの型式証明は8割完了 最も静かな機体めざす

ニュース画像 1枚目:スイスインターナショナル塗装のCS100
© ボンバルディア
スイスインターナショナル塗装のCS100

ボンバルディアは2014年8月20日、開発を進めているCシリーズのうちCS100は、これまでに2,250飛行時間を超え、認定に必要な試験の80パーセントを完了したと発表しました。現在はノイズ性能の試験を受けており、商業機では最も静かな航空機となる目標を達成する見込みです。また、最終段階の試験を進める中で、9月にCS100が初めてボンバルディアのトロント工場を訪問する計画を発表しました。

ボンバルディアはすでに、Cシリーズの最大航行距離が当初目標を超える3,300海里、約6,112キロと、およそ350海里、648キロを上回ることを発表しています。さらに、現在生産されている航空機と比べ、燃費は20パーセント改善されており、エンジン改良を加えた機材が今後投入され、さらに10パーセントの燃費改善を見込んでいます。

この夏の期間、Cシリーズは着実に試験を進めました。中でも、試験飛行機6機が1日に同時にフライトを行い、計20時間を超える飛行時間を記録しました。また、ボンバルディアの社員を乗客として飛行しており、その感想も上々と、順調に型式証明の獲得に向けて進んでいます。

Cシリーズの型式証明の取得は2015年後半を予定しており、2016年前半にスイスインターナショナル(SWISS)で営業飛行を開始する予定です。

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