陸自・空自や関東圏の消防防災ヘリが出動 鬼怒川堤防の決壊などに対応

陸自・空自や関東圏の消防防災ヘリが出動 鬼怒川堤防の決壊などに対応

2015年9月10日、台風18号から温帯低気圧に変わり、湿った空気が流れ込んでいる影響で、栃木、茨城で記録的な大雨となりました。これにより、鬼怒川の堤防が決壊したことを受け、自衛隊、消防、警察など各機関のヘリコプターが救助活動にあたっています。

自衛隊は陸上自衛隊第12ヘリコプター隊のUH-60、4機が11時38分から情報収集の活動をはじめたほか、東部方面航空隊のUH-1が1機、航空自衛隊百里救難隊のUH-60が2機とU-125Aが1機、救難活動を実施しています。百里救難隊のUH-60は13時40分すぎにホイスト吊り上げによる救助活動以降、継続して活動を行っています。

消防では茨城県消防防災ヘリコプターが8時20分から、栃木県消防防災ヘリコプターは11時からそれぞれ情報収集活動を開始しました。それを前に群馬県、埼玉県、千葉県、東京都には緊急消防援助隊の茨城県、栃木県への出動準備依頼が行われており、各県からの応援体制もとられています。応援要請の一体では、埼玉、東京、群馬、山梨の消防防災ヘリコプターが出動し、情報収集や救助を実施しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く